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    白馬三山周回:雪渓怖い

    2009-07-11

    8月上旬にトレラン仲間と白馬三山周回を計画しているが、私が行ったのは15年も前なので、いつか下見に行かなくては、と思っていた。天気予報では今日は天気がよくなるようなので、本日行くことにした。

    15年前の夏の白馬岳は、私の北アルプス登山デビューの山である。その時は埼玉に住んでいたので、夏に休暇をとって、家内と一緒に、白馬のペンションで一泊、白馬山荘に一泊、鑓温泉に一泊と3泊4日ののんびりツアーであった。それを一日で周るのだから自分でも驚きである。

    6:18 1239m 猿倉に車を置いて出発。林道をガシガシ歩いていく。

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    6:50 1552m 白馬尻小屋に到着。これから雪渓だ。

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    軽アイゼンをつけて雪渓を登って行く。

    P1020231_320.jpg

    あれ、いやに滑るなー。15年前はもっとシンプルな軽アイゼンだったが、こんなに滑った記憶がない。どうも最近のトレランで、爪先で登る癖がついたせいか、土踏まずの軽アイゼンが雪に食い込んでいないようだ。スピードは犠牲にして、ベタッと雪面に足を置くようにした。

    雪渓にはガスが濃くても変なところに迷いこまないよう、赤いベニガラが撒いてあり、それを頼りに進んでいく。ときおり、両脇の山からガラガラと岩が落ちてくる音が聞こえる。雪渓の中央あたりにも人の体ほどもある大石がゴロゴロしている。こんなのに直撃されたらひとたまりもないので、雪渓上は落ち着いて休憩できない。ひたすら前を見ながら登る。

    8:00 2221m やっと岩が落ちてこない葱平(ねぶかっぴら)に到着。ここからはアイゼンをはずし、稜線をめざす。

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    稜線直下の白馬頂上小屋はまだ小屋開きしていない。このあたりは花がいっぱい咲いている。稜線にでると、風が強い。風速6-7mだろうか。温度は10℃くらいなので、慌ててジャケットを着込む。

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    白馬岳直下の巨大山小屋の白馬山荘は営業しているようだ。

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    9:36 2933m 白馬岳頂上に到着。晴れの予報であったが、ガスで何も見えない。数分いたら凍えてきたので、体を温めるために下りで走り出す。

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    ここから白馬三山を巡るのだが、ガスで何も見えないうえに富山側から強風だ。場所によっては風速10mは越えているだろうか。下から押し上げる風でときどき体がふわっと浮き上がる。

    P1020244_320.jpg

    晴れていれば気持ちいい稜線だが、とんでもない修行状態だ。こんなところで動けなくなったら1時間と持たないぞ。早く稜線から降りたーい。

    こんな日はこの稜線には誰もいないかと思ったが、稜線上で一人の青年に追いついた。話かけると岡谷から来たとのこと。下りは私のほうが早いが、登りは彼のほうが早く、稜線のいくつかあるアップダウンで抜きつ抜かれつ進んでいく。

    11:11 2751m 鑓温泉への分岐で稜線から長野側に下る。やっと寒い強風から逃れることができた。

    下って行くと、雷鳥のつがいがいた。オスは「グーガー」といかにも鳥っぽい鳴き声だが、メスのほうは人間の熟年妻の生返事みたいな「ハーン」とか「フーン」という声をだしている。

    P1020251_320.jpg

    ザレた斜面を下っていくと、30度くらいの雪渓を下らなければならない場所にでた。アイゼンを装着していると、岡谷の青年が「キャホホー」と奇声を上げながら、立ったまま滑って行くではないか(いわゆるグリセード)。手をぐるぐる回しながら、こけそうでこけない。私が山スキーをやっている話をしていたので、彼は「スキーやっているなら、できますよー」と言ったので、『ちょっと違うんじゃ?』と思いながらもやってみた。しかし、数メートルで尻もちをつき、そのままシリセード(お尻で滑って行くこと)になってしまった。30度くらいだと、どんどんスピードがつき、そのまま谷に滑落しそうだったので、慌ててストックで制動をかけた。うー、恐ろしい。

    P1020252_320.jpg

    雪渓を過ぎると、今度は鎖場の連続である。しっかりとした鎖ではあるが、沢と交錯しているので、手が濡れてしまい、鎖がやたらと滑り、ひやひやもんだ。

    鎖場を過ぎると、雪渓の下に鑓温泉小屋が見えてきた。しかし、鑓温泉小屋に通じる道は雪渓が崩落しており、進むことができない。崖をおり、雪渓に這い上がろうとしたが、足場がなく無理であった。このとき足を滑らし、あやうく雪渓の下に吸い込まれるところだった。オー怖い。

    P1020255_320.jpg

    しょうがなく、登山道を少し上に戻り、軽アイゼンをつけ30度くらいある雪渓に降り、平坦になるところまで雪渓を下り、再び登山道に這い上がった。ふと足を見ると、左足の軽アイゼンがなくなっている。いつのまにか途中ではずれたようだ。この先片足アイゼンなのは、ちょっと心配だが、滑りそうな雪渓に危険を冒してまで、探しにいく気力はない。

    12:51 2000m 鑓温泉小屋に到着するが、まだ営業はしていない。小屋番の青年と話をすると、この先に大崩落個所があるので気をつけてくださいとのこと。『えー、出発地点の猿倉の登山指導所で聞いておくべきだったー。』後の祭りである。

    戻るには鑓温泉小屋直下の雪渓を下らなければならない。アイゼンは片方しかないので、アイゼンなしで雪渓を歩き始めた。斜度も緩めだし、だいぶ慣れてきたせいか、岡谷の青年ほどうまくはないが、滑りながら歩いて行く。

    崩落個所を横切る。滑ることはないが、自分の足元から岩がガラガラと崩れ落ちていく。

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    崩落個所を過ぎ、最後の雪渓を渡り切ると、小日向のコルに向かう登山道が始まる。やっと危険個所を脱出し一安心である。振り返ると、すっかり稜線のガスがとれ、杓子岳と鑓岳が見える。

    P1020261_320.jpg

    14:18 1821m 小日向のコルに着くと白馬岳が見える。今稜線に居れば景色がいいんだろーなー。

    P1020265_320.jpg 

    小日向のコルからは展望の利かない樹林帯を下って行く。いろんな花が咲いているので少しは気が紛れる。

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    P1020264_320.jpg

    15:09 1239m どんどん下り、猿倉荘に到着。

    当初計画では、7.5時間くらいを予想していたが、9時間かかってしまった。15年前来たときより、鑓温泉小屋前後の道が記憶以上に悪く、かなり手間取ってしまった。例年と比べ降雨が少ないために雪渓がかなり残っているらしい。久々に命の危険を感じる登山だった。
    トレラン仲間には山の初心者が多いので、危険が多くて連れてこれるか心配だ。コースを再考しなくっちゃ。

    20090711白馬岳map.jpg

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    コメント:
    山は
    最高。スイスに住みたい。
    [2009/07/18 13:19] | 人生これからだ #79D/WHSg | [edit]
    Re:山は(07/11)
    人生これからださん、
    白馬もきっと「住めば都」では。
    [2009/07/18 16:33] | dersu62 #79D/WHSg | [edit]
    Re[1]:山は(07/11)
    dersu62さん
    >人生これからださん、
    >白馬もきっと「住めば都」では。
    -----
    そうですね。きっと。でもスイスに住みたい-かな?いっそのこと誰かさんみたいに、移住していまおうかなあ。。。
    [2009/07/20 10:13] | 人生これからだ #79D/WHSg | [edit]














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