FC2ブログ
    あなたは 人目のお客様です
    過去の主な日記 ◎はおすすめルート
    山スキー 2017: ◎雪倉岳  2014: ◎横前倉山  2013: ◎剱沢 白馬周回 蒲原山 乙妻山 鍋倉山 ◎大渚山 小日向山  2012: 白馬岳 鍋倉山 ◎船越の頭~金山沢  2011: 黒姫山 妙高前山 北信佐渡山 ◎戸隠五地蔵山 雨飾山 白馬大雪渓 妙高涸沢 6月立山 11月立山  2010: 白馬乗鞍岳 小日向山 黒姫山 乙妻山 ◎針ノ木岳 ◎栂池~蓮華温泉 火打山  2009: 雨飾山 針ノ木雪渓 ◎火打山  2009北信五岳: ◎戸隠山(乙妻山) 妙高山(三田原山) 斑尾山 黒姫山 飯縄山  2008三大雪渓: 針ノ木大雪渓 ◎剱沢大雪渓 白馬大雪渓
    沢登り 2015: ◎黒部赤木沢  2014: ◎巻機山ヌクビ沢  2013: ◎雑魚川外ノ沢  2012: ◎草津白根某温泉沢  2011: ◎笛吹川ヌク沢左俣 荒城川、沢上谷 ◎雑魚川外ノ沢 ◎沢上谷三大滝巡り 裏妙義烏帽子沢  2010: 火打黒沢 裏妙義烏帽子沢 ◎中ア西横川  2009: 沢上谷 火打山黒沢
    アルパイン、岩登り 2015: ◎剱岳八ツ峰Ⅵ峰 立山龍王岳東尾根Ⅰ峰北壁 ◎明星山P6南壁左岩稜  2014: 小川山ガマルート  2013: ◎伊豆城山南西カンテ 妙義筆頭岩 ◎妙義山星穴岳 ◎海谷山塊船浦山東壁
    日帰り
    トレラン
    2012: 丹沢山(蛭ケ岳)  2011: 岩菅山 燕岳  2010: ◎奥穂高 ◎槍ヶ岳 鳳凰三山  2009: ◎剣岳 ◎白馬三山7月 ◎白馬三山8月 空木岳 蓼科山 ◎塩見岳  2008: ◎常念岳-蝶ケ岳  2008北信五岳: 斑尾山 妙高山 黒姫山 戸隠山 飯縄山
    百名山 2014: 大朝日岳  2013: 安達太良山、磐梯山、西吾妻山  2012: 間ノ岳  2011: 越後駒ケ岳 浅間山 ◎飯豊山  2009: 光岳  2008: 鹿島槍岳 焼岳 ◎甲斐駒ケ岳,仙丈ケ岳
    山道具 熊対策 ハンディGPS ミシン自作道具 チューブ食糧 衛生用品 心拍計 Jetboil個人輸入 Jetboil使用感 つめかえ君

    スポンサーサイト

    --------
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
    tag :

    青春18きっぷ:姫路~神戸~彦根

    2015-08-23

    青春18きっぷは24時間普通列車乗り放題の5回分で11,850円であり、1人で5回使ってもいいし、5人でそれぞれ1回使ってもいい。「青春18」となっているが、年齢制限はない。3年ほど前から毎年、息子の夏休みにあわせて、JRの青春18きっぷで遠出をするのが恒例となってきている。電車好きの息子の趣向にあわせ、目的地に行くことより電車に乗ることが目的だ。過去には、大阪~名古屋、金沢、奈良と旅行しており、今回は姫路~神戸~彦根だ。

    8月21日(金)

    この日は私は休みをとって、姫路まで移動である。朝8時の長野発に乗り、普通列車乗り換え5回で姫路に着いたのは19時だ。特急と新幹線であれば5時間弱で着くのだが、普通列車にしか乗れないので、倍以上の時間がかかる。

    夕飯は、姫路のアーケード街にある「やま義」で、穴子丼だ。穴子がおいしいのは当然だが、タレの染み込んだご飯だけでもいけてしまう。

    DSCF0211_800

    外はすっかり暗くなり、姫路城はライトアップされていた。

    DSCF0213_800

    山小屋ではない下界の宿代にはお金をかけない主義なので、原則2名1泊で6,000円くらいに抑えるようにしている。今日の宿は、姫路城にすぐそばのゲストハウス「縁楽堂」。ここも2名1泊で6,000円だ。チェックインすると、若い欧米系の人やら韓国の方やらグローバルな感じで、談話室は英語がとびかっていた。息子ともども疲れて仲間に入る元気もなく、その日はすぐに就寝。

    8月22日(土)

    朝6:30起床。姫路とえいば、アーモンドトーストでモーニング・サービスが定番らしい。アーモンドトーストとは、アーモンドバターを塗って焼いたトーストである。宿のご主人から情報を得て、コーヒーがおいしいというアーケード街の「はまもと」へ7時の開店にあわせて行く。アーモンドトーストはすごくおいしいというわけではないが、毎日食べても飽きない味だ。

    DSCF0218_800

    お腹がいっぱいになったところで、姫路城へ移動。姫路城は土日はかなり混み1-2時間待ちになるとWEBサイトで情報を得ていたので、開城9時の1時間前の8時から姫路城のチケット売り場に並ぶ。この時点で80番目くらいで、開城9時直前にはざっと1000人くらい並んでいた。行列の確認に何度かドローンが城の事務所あたりから飛んできていた。

    開城9時と同時に、ゲートが開きチケットを買い、天守閣に向かう。それほど急いだわけではないが、日ごろの登山で鍛えた成果が発揮され、3番目に天守閣最上階に到達した。姫路市街を殿様気分で堪能する。

    天守閣を降り、テレビや映画の撮影でよく使われる大手門から姫路城を眺める。テレビや映画では、たいていは江戸城という設定だ。ここからが最も姫路城が立体的に重厚に見え美しい。漆喰は塗ったばかりで真っ白なのだが、やがてカビが生えて、少しずつ白さがなくなってくるらしい。

    DSCF0235_800

    その後、姫路城隣の日本庭園をのんびりと散策する。

    お昼は、中華料理屋「紅宝石」でラーメンセット。値段のわりに量が多く、二人とも満腹。

    DSCF0243_800

    昼食をとったあと、電車で神戸へ移動。港周辺にはブランドショップやレストランが多く入るテナントビルが建ち多くの人が集まっている。我々おのぼりさん親子は、ポートタワーに登り、海洋博物館を見学する。

    DSCF0245_800

    まだ2時だったので、当初予定していなかった北野異人館街へ「シティループ」という観光用巡回バスで移動。「風見鶏の館」を見学。カップルや女性同士が多く、男親子2人連れは少し場違いだ。

    DSCF0252_800

    北野異人館街は急な山の斜面にあり、かなり上にある「うろこの家」をチラ見しに行く途中で、「登山」(?)の看板。

    DSCF0256_800

    ヤマノボラーは「登山」という文字を見たら行かないわけにはいかない。「ここから上に行けば異人館をすべて見下ろせる山の頂上に行けるかな?」と思い、ついつい入り込んでみる。樹林帯の中の1mほどの舗装された道は途中から普通の登山道になる。イノシシ除けの柵があらわれる。開けてさらに奥に入ってみる。

    DSCF0255_800

    10分ほど歩いてみるが、延々と登山道は続き、まったく眺望は得られない。スマホの地形図で確認してみると、頂上には1時間ほどかかりそうなので、断念して下山することにした。本来、先に地図で確認するというもんだな。

    歩いて「北野工房のまち」に寄りマッチ専門店でアウトドア用マッチを購入。さらに歩いて元町駅近くの中華街である南京町にやってきた。今日の夕飯は食べ歩きだ。

    DSCF0259_800

    ブラック肉まん

    DSCF0262_800

    北京ダック包み

    DSCF0264_800

    刀削麺

    DSCF0266_800

    デザートに杏仁豆腐+タピオカのスイーツ

    DSCF0267_800

    ううー、食べすぎ。

    歩きつかれお腹にいっぱいになったので、本日の宿である神戸新開地の「かどや旅館」へ。ここは2人1泊6,200円。施設は宿泊料相応だったが、清潔な宿だ。

    8月23日(日)

    朝5:30に起床し、普通列車で神戸から彦根に移動する。彦根といえば、国宝彦根城とヒコニャン。彦根城には9時ごろ到着したが、生ヒコニャンのおでましは10:30からとのこと。そこまで待つ気もないので、板ヒコニャンで我慢だ。規模としては姫路城と比べるのは酷ではあるが、天守閣からは琵琶湖が見え、湖からの涼しい風が心地よく、お殿様気分というよりリゾート気分である。

    DSCF0269_800

    10:30ころに彦根駅に戻り、長野に向かって出発。普通列車に長時間座っていると、徐々に苦痛になってくる。乗り継ぎの待ち時間がある中津川と松本では、用はなかったが駅からでてウロウロして気晴らしをする。長野に着いたのは19時。ふー、長かったー。

    普通列車に乗り続けていると、目的がなくなった帰りの電車は少々苦痛ではあるが、今回4回目なので以前よりは慣れてきた。帰りの電車は暇なので、九州や四国へ行けるかどうか調べていると、車で早朝松本に行き松本始発でいけば、九州門司や四国松山や東北秋田まで、その日のうち行けるのが分かった。行ってみたいと思いつつも、もういい歳なので、来年私に実行する元気があるかが一番の懸念だ。

    スポンサーサイト
    tag :

    赤木沢沢登り(その2)

    2015-08-16

    8月16日

    4:00に起床し、それぞれ軽い食事をし、沢装備を装着する。

    4:50に黒部川の川原に降り立ち、出発する。頭も体もまだ起きていないせいか、手足の感覚が今ひとつの中、川原を歩き始める。少し水に入るが、まだまだ冷たく、足がジンジンと冷えてくる。

    F川さんは本日が沢登りデビューなのだが、水に濡れるのを嫌がり、水にできるだけ入らないようしている。、何度か渡渉するうちに、徐々に水に入るのに慣れてきたようだ。

    DSC07241_800

    6:00 赤木沢出合の手前で、私は手が滑り、水に落ちて、全身ずぶ濡れになってしまう。意図せずにずぶ濡れになると、少々惨めな気持ちになってしまう。しかしながら、赤木沢出合に進むと、ミニナイアガラのような美しい光景に、思わず嬉しくなってしまう

    DSC07258_800

    少し高まいて赤木沢に入ると美しいナメがお出迎えだ。

    DSCF0174_800

    ナメと小滝が延々と連続し、初心者でも十分に楽しめる沢だ。日が上るにつれ、水の透明さと水しぶきの白さが際立ってくる。

    DSC07296_800

    泳げそうな淵や釜はあるが、水温が低いので残念ながら泳ぐのはやめておいた。

    DSCF0184_800

    8:00 大滝に到着する。これは直接上れないので、50mほど手前の左岸に高巻きの踏み跡があるので、それをたどっていくと、滝の落ち口にでる。

    DSCF0189_800

    大滝を過ぎると、少しずつ水量が少なくなり始める。ここからはどこを詰めても、稜線の登山道にでるが、赤木岳に詰めあがる沢を選んで入る。

    DSCF0196_800

    沢を詰めると、まばゆい緑の草原にでる。ところどころ花が咲き、天国のようだ。F川さんは手をはばたき空を飛んでいる。

    DSCF0199_800

    9:50 赤木岳直下の登山道にでる。ここで沢装備を解除し、登山靴に履き替える。

    DSCF0203_800

    10:20 ここから下山だ。まずは太郎平小屋をめざす。M木代表とY越さんは、小屋で生ビールを飲むことで、頭がいっぱいのようだ。私とF川さんは、小屋の行者にんにくラーメンがお目当てだ。夏休みのプール後のような沢登りでだるくなった足をひきずりながら、長い稜線を進む。

    12:00 太郎平小屋に到着。早速、それぞれ生ビールと行者にんにくラーメンを注文する。どうも乾麺っぽいが、行者にんにくがピリッときいて、体が塩分を求めているせいもあり、とてもおいしい。

    DSCF0209_800

    12:45 お腹も満たされ、立ち上がるのも億劫になってきたが、そうそう休んでもいれらないので、折立に向けて出発だ。みんな足の疲れに耐えながら下っていく。

    15:10 折立登山口に到着。無事に目標を達成し、みんなでがっちり握手だ。その後、駐車場まで戻り、帰途についた。

    赤木沢は、そこに到達するまでのアプローチの長さもあり、5年間憧れ続けた思いに値する美しい沢だった。ふたたび一人でも行くかと聞かれると、多分今回行ったときと同じ感動は得られないと思うのが、多くの人に行ってもらい同じ感動を味わってほしいので、案内がてら多くの人と再び訪れたい気分にさせてくれる沢だった。

    tag :

    赤木沢沢登り(その1)

    2015-08-15

    赤木沢は、沢登りをやっている者であれば、写真を見ただけで一度は行ってみたいと思わせる沢である。5年前に山仲間4人で行く計画を私が立てたのだが、直前に私はめまいで倒れ、私だけ行けなかったという悔しい思い出がある。それから毎年行く計画を立てるのだが、仕事の都合や天候不良などで行く機会に恵まれなかった。今回、所属山岳会アスターク同人で薬師沢小屋泊まりの1泊2日で行く計画があり、日程もよく天気予報もよさそうなので、参加することにした。

    8月15日

    今回の参加者は、リーダーM木代表とF川さんの女性2人とY越さんと私の男性2人の計4人だ。朝5:00上越高田ICに集合し、車1台に相乗りし、登山口の有峰林道の折立に到着する。お盆の最終2日間ということで、折立では路上駐車は多かったが、登山口から1km離れた臨時駐車場にはまだまだ余裕で空きがあった。

    7:50 準備を整え、まずは太郎平小屋に向け折立登山口を出発する。

    DSCF0128_800_thumb2

    三角点までの道は樹林帯で急な登りであるが、三角点からは樹林帯を抜け、周囲の山々を眺めながらの緩やかな登りとなる。

    DSCF0136_800_thumb1

    11:00 多くの登山者で賑わう太郎平小屋に到着。ここでお昼休憩を40分ほどとる。

    DSCF0145_800_thumb

    11:40 薬師沢小屋に向かって急な坂を下っていく、そのあとは緩やかな下りとなり、木道がずっと続き、歩きやすい道となる。花も多く咲いており、景色と花を楽しみながら、歩いて行く。

    DSCF0153_800_thumb

    13:30 美しく済んだ川の淵が見えたと思ったら、そのすぐ先に薬師沢小屋が現れる。

    DSCF0156_800_thumb

    まだ、時間が早いので、私たちが一番最初の宿泊客だ。部屋に荷物を置き、テラスでビールを飲んだりつまみを食べたりしながら、資料で明日の行程を確認し、しばらくくつろぐ。朝早かったのでみんな眠気を催してきて、部屋に戻り17時夕飯までゴロゴロする。

    夕飯は豚の角煮だ。明日の朝は4:00起きなので、19時には就寝した。

    DSCF0158_800_thumb

    (続く)

    tag :

    親父

    2015-08-13

    親父は昭和一桁生まれ。
    男子の平均寿命はとっくに越えている。
    若いころからタバコをかなり吸い、特に運動はせず、健康的とはいえない。
    15年前に背中の大動脈瘤が見つかり人工血管に交換。
    13年前にお袋とともに岐阜から長野に住まいを移し同居。
    6年前に胃ガンが見つかり胃の3分の2の切除。
    このころから少し痴呆気味で、直近のできごとの記憶や計算や日付が曖昧になってきた。
    2年前に数回気胸となり薬剤で胸膜を癒着。

    少しずつ体の具合が悪くなっていく中、1ヶ月前にふらついて転倒し腰を強打し、痛みで起き上がれなくなり、救急車で病院に搬送。
    「レントゲンなどの診断や触診では骨には異常ないので、家で痛みがとれるまで安静にしておいてください」との診断で、その日は家に帰ってきた。
    痛くて上半身を起こすことができないので、排尿・排便・食事・体拭きなどの親父の世話は昔介護の仕事をしていたお袋がやっていた。
    しかし、数週間経っても一向に痛みはとれないようだし、上半身を起こすこともできず、どんどん足が細っていく。
    3週間経って、このままでは寝たきりになると思い、3週間前に運び込んだ病院へ再び搬送。
    再度レントゲンをとると、背骨の一部が圧迫骨折との診断。
    「え!?3週間前は骨折なんてなかったのに?」
    3週間前のレントゲン画像をみてみると、確かに骨折はしていない。
    医師からは「3週間前の転倒の際にひびが入り、その後骨折に至ることはありえると」のこと。
    さらにショックなことに「寝ている期間が長かったので、この年齢では再び歩けるようにならないかもしれない」との診断。
    『3週間前しっかり診察して、帰さずに入院していれば、こんなことにならなかったのに。。。』と割り切れない気持ちの中、そのまま入院。

    1週間後に見舞いにいくと、看護師さんから「リハビリの様子を見ていってください」とのこと。
    リハビリルームに行くため、ベッドで上半身を起こしたら、めまいがしてフラフラするようで、リハビリは中止。
    親父のお兄さんである叔父さんも足を悪くして歩けなくなったら1年ほどで亡くなってしまった。
    『親父も寝たきりになっちゃうのかな。。。自分の足で歩けなくなっちゃうのは何だか切ないな。。。もう少し早く病院に連れてきてあげればよかったかな。。。』
    そんな思いで、その日は病院をあとにした。

    その1週間後の今日、看護師さんと今後の対応を話しをするために、お袋と一緒に再び病院へ。
    親父に見舞うと、「来てくれたんか」と嬉しそう。顔色もいい。
    看護師さんからは、今日もリハビリを見せてくれるとのこと。
    親父に「リハビリの様子を見るから頑張ってよ」と声をかける。
    看護師さんに、ベッド上でコルセットをはめてもらい、上半身を起こすと、少しふらつくらしいが、数秒で回復するようだ。
    自力でベッドから車イスに乗り移る。
    車イスでリハビリルームに移り、手すりの前に行く。
    『え?1週間前は、起き上がるのでさえ、無理だったのに、手すりにつかまって歩けるの?』と一抹の不安。
    しかし、親父は一生懸命に手すりをつかみ、「痛い」といいながらも、立ち上がる。
    それから一歩一歩手すりにつかまりながら、ゆっくり歩く。
    「お!お父さん、歩けるじゃない」と私。「あんた、歩けてよかったねー!」とお袋。
    再び病院にすぐに連れて行かなかった自責の念があったため、その分余計に嬉しくなってきて、目頭が熱くなってきてしまう。
    その後、歩行器を使い4-50歩ほどリハビリルームをゆっくり歩く。
    自分の感情や思いを口にするのが不得手な親父なので、何を考えてるのかよく分からないときがあるが、私や母に心配をかけまいと自分なりに一生懸命やっている姿を見せたいという親父の気持ちが伝わってくる。その後、看護師さんと介護認定の話やケアマネージャさん選定の話などをして、病院をあとにした。

    これから先、今まで深く考えていなかった「老人介護」が身近なものとしてやってくることとなりそうだ。痴呆が始まっている親父だが、私たちに心配をかけまいとしているのは分かっているので、その気持ちを酌んであげたい。『イヤだ。面倒だ』なんて思ったら苦痛なだけだ。新たな経験ができるんだ!という前向きな気持ちで「老人介護」とつきあっていきたい。

    tag :

    唐松岳

    2015-08-08

    唐松岳登山に初心者の女性2人(Tさん、Nさん)が行くということで、そのお供としてWさんも誘って、長野市から4人で行くこととなった。

    夏の唐松岳は、黒菱林道を車で行き、リフト2本を乗り継いで、1840m八方池山荘からスタートし、お気軽に北アルプスの稜線歩きを楽しめる。

    6:30の運転前のリフト乗り場には50人以上の行列待ちができていたが、リフト運転開始とともに、あっという間に行列ははけだした。私たちもすぐにリフト2本を乗り継ぎ、1840mの八方池山荘に到着する。

    朝7時という時間にもかかわらず、登山道は多く人で行列ができており、急なところでは渋滞になってしまう。初心者の女性2人は基礎体力があるのか、それほど辛い様子もみせずに登っていく。

    7:50に八方池に到着すると、ここも多くの人でにぎわっている。アルプスの乾いた稜線の中、ふっと現れる水辺は憩いの場となる、

    DSCF0123_800

    潅木帯を過ぎると、この時期登山道に脇に残る扇雪渓に到着する。練乳を用意してもってきたので、人が足を踏み入れてなさそうなところまで登り、雪を掘り、練乳をかけて、カキ氷だ。水分補給とクールダウンにはもってこいだ。

    DSCF0126_800

    10:00には、唐松山荘に到着する。この山荘には女性の知人のGさんがスタッフとして働いている。ちょうど山荘の玄関に入るとGさんがいたので声をかける。会うのは数年ぶりだ。Tさん、Wさんとも知り合いなので、少し話しをして、唐松岳を目指す。Gさんによると5年前一緒に槍ヶ岳日帰りをしたKさんもご家族と唐松岳に登っているとのこと。

    10:30に唐松岳に到着。初心者の女性2人とも頑張りました。というより、特に疲れもみせていないので、素晴らしい体力だ。

    DSCF0125_800

    Kさんとも久しぶりの再会した。

    帰りに唐松山荘によると、Gさんが食堂でコーヒーをふるまってくれた。つまみにソーセージと枝豆を注文する。11時ともなると、Gさんはお客さんの対応が忙しくなり、ゆっくり話しができなくて残念だ。30分ほどくつろいで、山荘をあとにする。

    帰りは2回ほど休憩しただけで、13:30には八方池山荘に到着し、リフトで下山した。

    その後、「八方」にちなみ8のつく日はふもとの温泉は半額になるとのことで、「みみずくの湯」で入浴する。以前は露天風呂がなかったのだが、北アルプスの眺めがいい露天が増築されていた。

    長野市に帰る途中で、信州新町の道の駅にある「そば信」でおしぼりそばとかきあげをいただく。これで750円はありがたい。

    DSC_20150508_0001_800

    ここのところ、山というとクライミングだったので、たまにはレジャー的な登山も楽しいものだ。下界では滅多に会わない知り合いと山で会うというのは妙な感じだが、私を含めみんな山に入り浸っているということなのかもしれない。

    tag :

    剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース群クライミング合宿(後半)

    2015-08-04

    8月2日

    昨日の日中は水がなかったため行動食はほとんど食べれず、夕飯も少なかったため、体の熱源がほとんどないせいか、寒くて寝ていられず、0時ころ目が覚めてしまった。ザックの中の行動食を食べるためツェルトの外にでると、最年長で養成教室のリーダーであるM山さんが、ツェルトが狭いため、寒い夜空の下でツェルトの外で寝ていた。さすが猛者です。

    その後少し不調気味になってきたので日がでてから調子が戻らなければ今日のクライミングは辞退させてもらおうかと思っていたが、夜が明けて少し動き回って体が温まると調子がよくなってきた。人間ある程度の厳しさでも順応するものだ。

    DSC_20150802_0004_800_thumb

    今日はM木代表とF川さんと私とで、Ⅵ峰の人気ルートであるCフェース剣稜会ルートを登り、M山さんとS原さんとでBフェースを登る。剣沢のベースキャンプの2人も、無線で連絡をとると、Ⅵ峰に向けて時間どおり4:30に出発したようだ。

    食事をして、登攀準備しながら、後発隊の2人の到着を待っているのだが、予定時刻を過ぎてもなかなか来ない。無線で連絡をとると、間違えて隣の平蔵谷をかなり登ってしまったとのこと。これから平蔵谷を登りきって、カニのタテバイ~剱岳~北方稜線~長次郎谷乗越の経路で落ち合うことになった。

    待っていても仕方が無いので、我々先発2パーティは取り付きに向かう。

    剣稜会ルートはM木代表がリード、私とF川さんがセカンドとなり、8:30から登り始める。

    DSC_20150802_0007_800_thumb

    ルート図では1~3ピッチ目はⅡ~Ⅲ級となっていたが、ところどころ難しいところがあり、感覚的には少しやさしめにグレードをつけているようだ。

    DSCN3456_800_thumb[1]

    4ピッチはこのルートのハイライトであるリッジのトラバースだ。リードのM木代表から「こわーい」との声が聞こえる。

    0008620_thumb[1]

    5ピッチ目の易しいリッジを登り、Dフェースの頭直下に11:30に到着し、登攀終了である。今回の下降路は通常どおりⅤ-Ⅵのコルを下り、懸垂下降で下る。

    q1050667_800_thumb[1]

    熊の岩まで戻ると、後発隊2人が到着していた。ここで全員7名がやっと揃った。

    DSCN3461_800_thumb[1]

    14:00に熊の岩を出発し、剣沢のベースキャンプに戻るため、長次郎谷を下る。

    q1050717_800_thumb[1]

    そして、剣沢を上り返す。景色はいいが単調な雪渓を延々と登り続けるのは、とても辛い。

    18時にベースキャンプに戻り、食事を作り、後発隊が担ぎあげてくれたビールで乾杯だ。途中10分ほど夕立があり、あわててテントに駆け込む場面もあったが、20時くらいまで宴会は続いた。

    8月3日

    今日は下山である。荷物を整理し、8時に剣沢を出発する。

    DSCN3471_800_thumb

    別山乗越~雷鳥沢を経て12時に室堂に到着し、アルペンルートで立山駅に戻ってきた。

    3泊4日の合宿は、好天に恵まれ、事故もなく無事に終えることができた。今回の合宿はクライマー養成教室の最終回でもあり、養成対象の私としては、会のメンバーの指導や協力や応援のおかげで、本番ルートを登れることができ感謝の気持ちでいっぱいである。この感謝の気持ちは、他の人にもクライミング技術を継承していくことで、応えていきたいものだ。

    tag :

    剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース群クライミング合宿(前半)

    2015-08-03

    所属山岳会アスターク同人の今年の夏合宿は、クライマー養成教室の最終回も兼ねて、3泊4日でテント泊にて、剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース群を集中的にクライミングする。八ツ峰とは映画「点の記」でも有名な長次郎谷の左岸の稜線である。その6番目の峰にはクライミングに適したフェースが連なっている。スケジュールは、7月31日入山、8月1日と2日はクライミング、8月3日は下山である。メンバーの休暇取得の都合上、7月31日入山は5名、8月1日入山は2名の総勢7名での合宿だ。

    7月31日

    4時に上越高田ICに先発メンバー5名が集まり、6時に富山側のアルペンルート入り口の立山駅に到着する。ケーブルカーとバスを乗り継ぎ、8時に室堂に到着する。2週間前にも龍王岳クライミングのために立山に来たときも素晴らしい好天だったが、この日も雲ひとつ無い空で、立山はとの相性は良さそうだ。

    DSCF0081_800_thumb

    8:30に室堂からテントを張るベースキャンプである剣沢キャンプ場を目指す。雷鳥沢キャンプ場からは、ザレて急な雷鳥沢の登山道は避け、斜度が緩い奥大日岳に続く新室堂乗越経由で別山乗越まで登って行く。私の荷物は、クライミング道具、寝るための装備、食料などで23kg程度あり、ここのところボッカ訓練していないので、足取りが重い。

    DSCF0093_800_thumb

    別山乗越を経て、13:30に剣沢キャンプ場に到着し、テント設営である。テント場は満杯というわけではないが、平日にもかかわらず、多くのテントがすでに張られている。

    DSCF0098_800_thumb1

    明日のルート確認や食事をしたあと、皆朝が早かったため19:00には就寝だ。

    8月1日

    今日はいよいよクライミングだ。剣沢雪渓を下り長次郎谷を登り八ツ峰Ⅵ峰の基部を目指す。帰りが遅くなった場合に八ツ峰Ⅵ峰近くの大きな平坦地の「熊の岩」でビバークすることも想定し、手軽な食料、ツェルト、防寒具を持っていく。朝5時に出発し、剣沢小屋前で記念撮影。

    DSCN3372_800_thumb

    6:30に長次郎谷出合いに到着する。長次郎谷は登るつれ斜度がきつくなってくる。登ったあとはすぐにクライミングが待っているので、体力を消耗しないように、まっすぐに登らず、山スキーのシール登行のようにジグザグに登っていく。

    DSCN3382_800_thumb

    8:30に熊の岩に到着すると、大きなⅥ峰がそびえ立っている。Ⅵ峰といっても単独ではなくいくつかのピークをもった岩稜帯であり、右よりA~Eフェースまでアルファベットがつけられている。

    DSCF0117_800_thumb3

    すでに先行パーティがCフェースとDフェースを登っている。これから、私とS原さんとでDフェース久留米大ルートを登り、M木代表とF川さんとでAフェース魚津高ルートを登る。

    S原さんと相談し、S原さんが奇数ピッチ、私が偶数ピッチのつるべ(トップを交代で登ること)で行くことにした。ビバーク用具をとりあえず置き、雪渓を横切り、各フェースの取り付きを目指す。雪渓と岩の隙間に入りこみ、ルンゼ手前の取り付き点に到着する。

    10:30から登り始める。最初の1-2ピッチはグレードⅣ+級でそれほど難しくないのだが、体が固いし、高さにも慣れず、緊張しながら登っていく。フリクションがよく利く岩だし、ホールドも豊富で、気持ちのいいクライミングになってきた。

    DSCF0118_800_thumb1q1050644_800_thumb1

    3ピッチ目はA1(アブミ登攀)の核心だ。アブミを使いながら、足がかりの無い壁面を5mほどトラバースし、凹角を登りきる。

    5,6ピッチ目はⅢ級程度のやさしいスラブとなり、無事登りきって、14時に登攀終了である。

    q1050648_800_thumb1

    雲ひとつない青空で日差しが強く、標高2500mとはいえ、かなり暑い。水はそれほど必要ないと思い、ひとり500ml程度しか持ってこなかったが、ほとんど飲んでしまい残り150ml程度になってしまった。通常ここからはⅤ峰とⅥ峰の間のコルを目指して縦走路を下るのだが、Ⅵ峰とⅦ峰の間から降りることになった。、Ⅵ峰とⅦ峰のコルに達したが、下降ポイントは見当たらなかったため、さらに進むが、やはりそれらしい下降ポイントは見当たらない。

    そうこうするうちに私が水不足のため、熱中症直前になりバテてきてしまったため、影で何度か休みながら進むことになった。かなり登ってきたところで、小さな雪渓があり、水分補給を行い、何とか回復した。そこからどんどん進むと、結局剱岳の稜線につながるチンネの頭直下に到達した。

    ここから懸垂下降2回で池の谷ガリーまで下り、池の谷ガリーを登り、池の谷乗越から長次郎沢の雪渓へと下る。雪渓上部はかなり急であり、足を滑らせれば100m以上滑落である。アイゼンは12本爪ではなく、軽量化のために6本爪しか持ってこなかったので、1歩1歩慎重に下る。

    何とかまだ明るい18時に熊の岩に戻ってこれた。ビバークを想定していたが、やはりビバークになってしまった。

    DSCN3425_800_thumb

    無線で8月1日入山の二人と連絡がとれたようで、剣沢のベースキャンプに到達したらしい。

    ツェルトを張り、ラーメンの簡単な食事を済ませると、疲れのせいか眠くなってきた。ツェルトに入り、マット代わりにザックを敷き、防寒着を着てシュラフカバーにもぐりこむ。遠くには大きな入道雲が立ちこめ、その中を何度も稲妻が走り、さながら花火のようだ。あんな雷雲がこちらに来ないように祈るばかりだ。雷雲を見ているうちに眠ってしまった。

    (続く)

    tag :
    << topページへこのページの先頭へ >>
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。