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    高社山登山マラソン

    2009-06-28

    普段のトレランの成果やいかに!?というほどの意気込みはないのだか、今日は高社山登山マラソンである。レースと名がつくイベントには生まれて初めての参加である。

    トレランレースがあちこち開かれているが、それなりの山の頂上を通るレースは比較的少ない。名だたる山は権利関係が複雑なので、調整が大変なことと、それなりの山の山頂は狭かったり、直下の登山道が急なため、コース設定が難しいらしい。しかし、高社山登山マラソンは山頂をしっかり通る登山要素もあるレースだ。私はあまりマラソンには興味はないので、登山好きな私には格好のレースだ。

    この大会は今年で3回目だが、去年までは参加者100人前後であったが、今年は200人以上参加とのこと。世の中空前のランニングブームらしい。私がやっているぐらいだからなー。

    コースは、木島平スキー場の一番下のゲレンデから出発し、スキー場の中腹まで登り、さらにとなりのゲレンデの最下部に下り、そこから高社山の頂上を目指し、再びスタートのゲレンデに戻るという内容だ。 標高差・距離は大会の公式HPには全長10km、標高差715mとなっているが、カシミールで登り返しも含め測定すると、距離は10kmであるが標高差は1060mほどあるようだ。

    さて、結果は1時間50分前後であろう。ゴール時に時計をしっかり見ていなかったので記憶が曖昧になってしまった。順位は真ん中よりは後ろかな?50近い自分の年齢を考えるとまあまあか。

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    ちなみに次週7月4日に槍ヶ岳日帰りを山岳会で行くことになった。標高差2000m、往復距離22kmだ。今回の結果をもとに計算すると4時間で往復できる?なんて甘いことはないだろうけど、日帰りはそれほど無謀ではなさそうだ。こんな山行に参加できるのもトレランをやり始めたおかげだ。トレランに感謝。

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    沢上谷(そうれだに)沢登り:ナメ天国

    2009-06-27

    「ナメ天国」。。。沢登りをしない人が聞くと、変な妄想をかきたてるんでは?

    「ナメ」とは漢字で書くと「滑」。沢の地形で、なめらかな一枚岩をゆるやかに水が流れる部分のことだ。風景もよく、歩きやすいのでホッとする沢地形である。岐阜県の新穂高温泉と神岡の間に沢上谷(そうれだに)がある。この沢上谷は全面「ナメ」という人気の沢登りスポットだ。今回、山岳会の山行で行くこととなった。

    6:45 松本で山岳会のみんなと待ち合わせだ。今回はリーダーのS藤さん、T井さん、女性のT岡さん、K岡さんの5人だ。車1台に乗り合わせ、沢渡(さわんど)、安房(あぼう)トンネル、平湯温泉を超えていく。

    8:45 4-5台の車を停車できる場所があり、そこに車を停めて沢登の用意だ。

    P1020173_320.jpg

    9:00 沢に下ると早速ナメ床だ。 

    P1020174_320.jpg

    少し行くと左手に五郎七郎滝に向う支流の沢の入口が現れる。途中の小さな滝の横を登って行く。沢靴の底にはフェルトが貼ってあり、足をべたっと置けば、フリクションが利いてかなりの斜度でも登っていける。天気もよく陽射しのため少し暑く、水は少し冷たくて、ちょうど気持ちいい。

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    五郎七郎滝に到着。高さ5mほどのかわいらしい滝である。

    P1020178_320.jpg

    再び本流に戻る。ところどころ急流もあるが、それほど危険もなく、ナメ床を進んでいく。

    P1020182_320.jpg

    10:19 目の前に大きな滝が急に現れる。蓑谷(みのたに)大滝である。落差40mくらいあるだろうか。落ちる水の勢いで風が起こり、その風がとても気持ちいい。

    P1020183_400.jpg

    休んでいると、滝の左手から一人の男性が降りてきた。滝の左手から巻こう(滝を避け上部に出ること)としたが、崖に阻まれ行けなかったらしい。かつて来たことがあるT岡さんは「確か右からいったような。。。」と記憶が定かではない。リーダーのS藤さんが偵察に行った結果、右から滝を巻くことにした。

    10:38 小休止を終え出発。滝の右側を踏み跡を探しながら進む。60度くらいの急斜面を草や木に掴まりながら登っていく。ちょっとでも足を滑らせたら、かなり下まで落ちて行ってしまうので、慎重に登っていく。やがて、垂直壁にぶちあたり、それを右に進むと、よく踏まれた道がでてくる。さらに進むとかなり整備された道が左手に伸びている。

    P1020185_320.jpg

    その道を進むとすぐに60度くらいの斜面をおりる踏み跡が現れる。トラロープもとりあえず垂らしてある。それをグングン降りて、再びナメ床に着く。

    11:05 大滝の落ち口に到着したようだ。

    P1020188_320.jpg

    そこから遡上していくと、トラック一台が通れるほどのナメ床だ。自然が作り出したとは思えないほどの滑らかぶりである。

    P1020190_320.jpg

    10分ほどで二股の滝に出る。左手に小さな滝と右手から大きな滝が合流している。少し釜(円形の淵)になっていたので、他のメンバーは滝とたわむれて遊んだが、私は明日高社山登山マラソンがあるので、足をくじいてはいけないので見学だ。

    20分ほど遊んだ後、残置ロープが垂らしてある右手の滝を登って行く。

    P1020192_320.jpg

    11:56 あっという間に終了点に到着。お腹がすいたのでランチタイムだ。

    12:30 当初は車2台で来て1台をデポする予定であったが、ガソリン代や安房トンネル代を節約して1台で来たので、ここから駐車場まで林道と県道を歩いて戻る。途中民家が一軒のみあり、乗用車や洗濯物が干していて、生活しているようだ。こんな山奥で大変だろうとみんなで話をした。

    13:40 駐車場に到着。

    一番の核心部が滝の高巻きなのはちょっと残念であったが、全面ナメ・ナメ・ナメで確かにナメ天国であった。涼みにブラッと行くにはいい沢なので、もう少し近場にあればちょくちょく行けていいんだが。

    20090627沢上谷map.jpg

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    ホタル観賞とキャンプ

    2009-06-21

    ほう、ほう、ほーたる来い 

    長野市から車で1.5時間のところに、辰野町という町があるが、そこはホタルの生息地で有名な「ほたる童謡公園」がある。家内と息子がホタルを見たことがないというので、見に行くことになった。夜は8時から9時が見ごろいうことだが、夜が遅くなるので、ついでにキャンプをするということになった。

    辰野町に適当なキャンプ場がなかったので、車で15分ほど離れた岡谷市の「しだれ栗森林公園キャンプ場」を選んだ。

    6月20日(土) 今日は午前中に家事を済ませて、昼から出発だ。車にキャンプ道具をつっこみ、岡谷ICへ向かう。キャンプのときは、屋外でしかできない料理をする。大抵、バーベキューか焼き肉だ。今日は手間のかからない焼肉だ。岡谷市のスーパーで夕飯の焼き肉と朝食の買出しをした。ちなみに、バーベキューのときは炭火を使う。炭火があれば、外でも暖かいので、肌寒い時期や標高の高いキャンプ場ではバーベキューだ。しかし、炭火を熾すのに15分以上かかるので、時間がある時だけだ。

    16時に、しだれ栗森林公園キャンプ場に到着したが、オートキャンプサイトは半分ほどしか埋まっていない。ガイドブックでは人気のキャンプ場なのだが、梅雨時ではまだ人は来ないようである。赤松林の静かなキャンプ場で、各サイトにはスノコが用意してあり、テントのボトムを汚さずテント設営ができる。

    本日のセッティングはこんな感じだ。

    P1020163_400.jpg

    さあ、早速焼肉だ。今日は牛ロースとトントロだ。トントロってどの部分か知らなかったが、内容表示ラベルに「豚の首肉」と書いてあった。太い首を猪首(いくび)と例えていうが、脂がのって少しコリコリした感じでとてもおいしい。

    焼き肉を食べ終え、辰野町のほたる童謡公園に移動。

    携帯の辰野町の駐車場臨時情報を見ると、近くの駐車場はすでに満車。20分ほど離れた駐車場に停めることにした。ちなみに駐車料金は500円。

    20時に駐車場に着くと、人、人、人。陸橋を越えて駅前通りへ行く。今日はほたる祭りが開催されており、屋台が通りを埋めている。さらに、人、人、人。そこからさらに公園方面へは、普段は閑静と思われる住宅街の細い道を通って行く。ほたる童謡公園には入場料が必要で大人300円である。

    ここまで人混みの中を歩いていたが、どうも左足裏が痛む。17日(水)に会社でボーリング大会があったのだが、どうもそこで痛めたらしい。普段はもっと激しい運動をしてて何ともないのに、ボーリング2ゲームくらいで痛めるとは情けない。

    公園の中に入ると、小川沿いに人はうじゃうじゃいるが、それより少ないホタルが川っぺりで弱く優しい光を放っている。『なんだかホタルが少なくてちょっとがっかりだなー』と思って、先に進むと、大きな湿地帯が現れた。そこで高原の星空のようにホタルが光を放っているではないか!(辰野町のホームページによると、20日は9027匹だ。ところで、どうやって数えたんだろう?)

    ホタルは周囲と同期をとって光を放つらしく、場所ごとに同じタイミングで光を放っているのだが、少し離れた場所では少し遅れて光り、光のウェーブを作りだしている。数匹のホタルは空や木の周辺を飛び交い、クリスマスツリーのようだ。家内と息子は「わー!きれい!」と声をだして驚いていたが、私もこんなにたくさんのホタルを見るのは初めてだ。デジカメの星空モードでこの風景を収めようとしたが、”蛍光色のミミズがたくさん”風の写真になってしまい、この感動を写真にできなかった。

    さて足のほうだが、駐車場から公園まで、たかだか2km歩いただけだが、左足裏がかなり痛みだし、ときどき休まないと歩けなくなってきた。来週、27日(土)は山岳会の沢登りだし、28日(日)は高社山登山レースがあるのに大丈夫だろうか?かなり不安だ。

    痛みをこらえながら、何とか公園から駐車場に着いた。人が多く、ゆっくり歩いたので、すでに21時半である。帰りの車の渋滞を抜けるのに30分ほどかかってしまった。お腹が少しすいたので、コンビニで夜食を少しとり、キャンプ場へ戻る。

    22時半にキャンプ場に着き、お風呂に入ろうということで、場内にあるお風呂へ3人で向う。普通の日帰り銭湯みたいなのを想像していたが、2畳ほどのせまい着替え場があり、4-5人でいっぱいの浴槽は半露天である。当然男女別。半露天のせいか、電灯の周りは蛾がびっしり止まっている。野趣あふれる雰囲気が好きなので、私はそれほど気にならないが、蛾が嫌いな息子は「早く出よーよー。」とびくついている。そこそこ温まり、風呂をでて、眠りにつく。

    6月21日(日) 4時ころ、雨がテントを打つバタバタという音で目が覚めた。少し肌寒く、体が冷えたせいか、何だか頭も痛い。とりあえず頭痛薬を飲み、落ち着いたところで、また眠りについた。ふと目が覚めると7時である。まだ、雨が降っているようだ。雨のキャンプは遊べないし、撤収が大変なので気が重い。

    みんな起きだし、朝食だ。普段の山での朝食だと、スピード重視で前日夜の鍋の残り汁で雑炊とかが定番だが、家内はキャンプのときはかなり気合がはいり、コーヒー、パン、サラダ、卵、ソーセージ、スープがわりのカップヌードル、ヨーグルトと盛りだくさんだ。

    P1020172_400.jpg

    晴れていれば、近くの「やまびこ公園」でサマーボブスレーやローラースケートをやる予定であったが、雨で無理なことを息子に伝えると、残念そうである。

    さあ、撤収だ。山での雨の中のテント撤収もいやだが、オートキャンプの雨の撤収は、テントやタープがでかくて濡れるとまとまりが悪く、さらに性質が悪い。なんとか、びちゃびちゃのまま袋に押し込め、車に詰め込み、帰途についた。

    昼ごろ長野市に着くと、皮肉にも晴れだした。家に帰ったところで早速テントとタープを干した。

    とにかく、ホタルはきれいだった。人が多いのはしかたがないが、一見の価値ありだ。

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    長野市霊園:舗装道路は辛い

    2009-06-14

    今月末開催の高社山登山マラソンのコースに「案内看板がたちました」と運営されている方から数日前に連絡が入ったので、今日は朝から試走する予定であった。朝6時に起き、家の外を見ると夜中に雨が降ったのか地面が濡れている。雲が厚く垂れこめていて、天気が回復する気配もない。朝一番で行っても、ゲレンデの草露で足はびちゃびちゃになるし、登山道はぬかるみ状態なので、昼過ぎより行くことにした。

    最近長野に引っ越してきた家内の両親を温泉に連れて行くことになり、午前中に豊野の「りんごの湯」へ行った。温泉でのんびりし、外でラーメンを食べたあと、12時に家に戻り、試走に行く用意をしていると、昨日の山行の疲れのせいか、強烈な睡魔に襲われた。『うー眠い。ちょっと横になろう。』と横になったところ、不覚にも爆睡へ。ふと目を覚ますと、3時である。『ありゃー。この時間では山に入れないやー』。気持ちは走る気満々であったので、以前にも行った近所の山の薬山に走りに行くことにした。

    家から走りだし、とりあえず、ブランド薬師のある薬山へ。前日の登山で体がほぐれているし、ちょっと寝たので快調だ。薬山を登り、下って家に向かう途中で、『まだ40分しか走っていないか。ちょっと遠回りしていこう』と思い、ふと周囲を見ると、長野市霊園の看板があった。

    長野市霊園は長野市の北側にある山の山頂にあり、「山頂にある」ということで以前から気になっていたが、霊園という場所だけに気安く行く感じでもなかったので、行ったことはなかった。もともと宗教心とか全くないので、気にするほうがおかしいのだが。

    当然道路は舗装されているのだが、その舗装道路の坂道が延々と続く。私は山道であればかなり急でも気にならないのだが、舗装道路の坂道は、その単調さと同じ筋肉を使い続けるため、最も苦手とするところである。ちょっと寄り道のつもりが、一番嫌いなパターンに自分からはまりこんでしまった。

    しかし、上部にくると、長野市内が一望でき、少しは気分がいい。それにいろんなオブジェが道路脇に飾ってあるので、単調さを軽減してくれる。

    ↓オブジェの意図は不明です。

    200906141709000.jpg

    ↓お尻?ますます意図は不明です。

    200906141652000.jpg

    そうこうしているうちに長野市霊園に到着。

    200906141655000.jpg

    一番見晴らしのよさそうな墓所に行くと長野市街が一望である。こんな場所だったら、お墓参りに来る方も気持ちが安らぐことだろう。なお、お墓が写り込むのは憚られるので写真は撮ってません。

    さらに山頂らしきところを目指すと、そこには観音様が!

    200906141701000.jpg

    宗教心のない私には単なる造形物なのだが、優れた芸術作品と同じで、制作を依頼 した人達の思い、制作した人達の思いが伝わってくる。美しいアーチを描いた屋根の下の柔和な顔だが堂々とした観音様をみると、宗教心がなくても心が安らいでくるのは不思議である。

    さあ、ここから下りであるが、舗装道路の下りは思いのほかつまらない。やはりトレイルを飛び跳ねながら下るほうが楽しい。

    おそらく長野市霊園には舗装道路を走っては二度と行かないだろうが、たまにふらりと行ったことのない場所に寄り道して、新たな発見をしてみるのも楽しいものだ。

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    蓼科山と北横岳周辺池巡り

    2009-06-13

    先週より同僚のHさんより、北八ヶ岳方面の登山の打診を受けていた。私はまだ日本百名山の蓼科山を登っていないが、Hさんは登っている。Hさんは信州百名山の横岳(北横岳)を登っていないが、私は登っている。うーん。どうしよう。えーい!両山並んでいるので、まとめて行っちゃいますか!ついでに北八ヶ岳の池巡り!ということになり、大河原峠を起点にして、北八ヶ岳ラウンドを行うことになった。

    6時に千曲市で待ち合わせであったが、3時半に目が覚めてしまった。これじゃあ、遠足当日の子供だ。

    7:30 半分寝不足気味ながら、大河原峠の駐車場に到着。夏にはにぎわう場所であるが、ヒュッテは営業しておらず、駐車場には車が3台しかなく、私たち以外にひとけは全く無い。

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    7:42 2115m 準備を整え出発だ。気温が低く寝不足の上、まだエンジンがかからない状態で、丘のような前掛山を登る。

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    8:20 2370m 前掛山の山頂付近で走りやすい道がでてきたので、少し走ると、蓼科山荘に到着。こじんまりとした山小屋だ。

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    ここから岩だらけの急な登りである。蓼科山は日本百名山のせいか、人気があり、十数人が登っている。頂上付近にも小屋(蓼科山頂ヒュッテ)がある。

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    8:37 2530m 頂上に到着するとそこは、かつての火山の火口の名残だろうか、直径150mの大きなお盆のような地形で、大きな石がごろごろしていた。

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    前回の八ヶ岳天狗岳のときよりは天気がいいが、雲がかかり、北八ヶ岳周辺の山がガスの向こうにうっすら見える程度である。

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    ちょうど中央に祠もあり、登山の安全を祈願した。

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    日本百名山のひとつ蓼科山登頂という、私の目的は達成。これで日本百名山はやっと60座だ。

    9:00 蓼科山だけでは物足りないので、お隣の北横岳に向かう。北横岳へ行くには、一旦600m下り、再び500m登り返す必要がある。蓼科山荘まで戻り、両山の間の湿地帯である天祥寺原まで下る。

    9:54 2000m 天祥寺原は腰あたりまである笹やぶだ。

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    10:27 2051m 天祥寺原を過ぎ、少し登って行くと、 亀甲池にでる。風は強いが人はおらず静かに水をたたえている。亀甲池の由来は底石が亀甲のような形で並んでいるとのこと。うーん、見たけどよく分りません。

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    10:36 亀甲池を出発。北横岳へは急な登りが続く。私が最後に北横岳を訪れたのはもう15年くらい前である。その時はこの急な坂を逆方向にテントをかついで下って行った。再び訪れたが、苔むした北八ヶ岳の森のイメージはうっすら記憶に残っている。

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    11:24 2480m 北横岳頂上に到着。かなり風が強く寒い。当初Hさんはここで大岳を登って大河原峠に戻る計画であったが、少し物足りないし、まだ時間が早いので、坪庭まで足を運んで、林道を走ることに計画変更。

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    北横岳の隣の横岳を少しくだったところに、北横岳ヒュッテがあり、その前の樹林帯を抜けたところの七つ池を見にいく。昔はぐるっと回れたようであるが、縄張りがあり回れなくなっていた。

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    北横岳ヒュッテから少し下ると、眼下に坪庭の雄大な景色が広がる。

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    坪庭までくると、ロープウェイが下から延びているので、観光客がちらほら。

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    縞状に樹木が枯れる「縞枯現象」が見ることができる。なぜ起きるのかは諸説あり、まだ解明されていないらしい。こういう白髪の人いるよね。

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    坪庭から東方面にのびる木道を進むと、縞枯山荘が現れる。外観は三角屋根のちょっとおしゃれな山小屋である。

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    12:57 2255m さらに進み、林道にでる。ほぼ水平ではあるが石が多くて舗装道路と同じペースでは走れない。

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    13:28 2038m 双子池に着き、双子池ヒュッテの前で休憩し、小屋のご主人と話をする。思っていたより山の中で人と会わないので、お客さんの入りを聞いてみると、梅雨時はあまり人は来ないようである。

    双子池はその名のとおり、同じくらいの大きさの池が二つ並んでいる。それぞれ雄池と雌池と名がついているが、性別が違うので二卵生双生児ということか。

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    双子池から最後の登りとなる双子山を目指す。

    14:02 2223m 双子山もその名のとおり、ピークが二つある。やっと晴れてきた。

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    高い方のピークから登った山を見渡す。

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    右から、丘のような前掛山、いかにも火山らしい蓼科山、少し離れて北横岳と横岳 だ。

    14:13 最後の下りを走って行くと、車を停めた大河原峠の駐車場に到着。

    首都圏からも近く人気のエリアのため、人が多いのを覚悟していたが、梅雨時のせいか、人が少なく静かな山行であった。しかし、自分たちは走れるところはドタドタ走ったので、他の人は静かとは言えなかったかも?

    水平距離17km、累積標高差±1750m、の山旅でした。

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    登山者の下界でのマナー

    2009-06-12

    長野市のM山では、市が登山道を整備をし、トレッキングマップを作り、麓の市民農園の駐車場を登山用の駐車場としてそのマップに掲載している。里山ハイカーやトレイルランナーにはとてもありがたい対応である。

    しかし、先日その駐車場に車を停めて仲間を待っていると、市民農園の利用者の一人がすごい形相で私を睨んだあと、畑仕事をしに畑のほうに進んでいった。気味悪いなーと思いながらも、待っていると、仲間の車数台が駐車場にやってきた。すると、また別の市民農園利用者が駆け寄ってきて、私たちに「ここは市民農園利用者専用の駐車場になったんだよ!」と注意した。えっ?と思い、入口の看板を見ると「市民農園利用者以外は利用禁止」と書いてあった。『あれ?いつのまに。』と思い、「久しぶりに来たので気付きませんでした。申し訳ありません」と詫びたところ、大きなもめごとにならずに済んだ。

    うーん。何だか不可解と思い、その翌日に市の相談窓口にメールで問い合わせた。すると、2日後にメールで返事をいただき、さらに4日後、丁寧なことに市の担当の方から直接電話でも回答をいただいた。

    要約すると、こんな感じである。

    当初は十分な広さがある駐車場なので、ハイキング用にも開放したが、利用料を払って農地を借りている農園利用者から以下の苦情がでたとのことであった。

    • しばしば駐車場にハイカーがたむろしたり、ハイカーの車が乱雑に置かれ、農園利用者の車が入りにくい。
    • ハイカーが下山後に併設されているトイレを泥だらけの靴で汚した。

    それを聞いて、私にも少なからずこころあたりがあるので、恐縮してしまった。 自分では、人一倍山でのマナーには気をつけていたつもりであるが、山とは関係ないところで、マナー違反をしてしまっていたようだ。

    山ではマナーを守っていても、傍若無人にバス停や駐車場で荷物を広げたり、泥だらけで麓の建物に入ったり、結構下界でのマナーを欠いていることがある。車のハンドルをにぎると性格が変わる人がいるが、ザック担いで登山靴を履くと「登山してるんだから仕方ないだろ」という、驕った気持ちが少しあったのは否定できない。

    登山前および下山後の、下界でのマナーも意識するという、あたりまえのことを反省するきっかけとなった出来事であった。

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    「忘れる」ことは心のクスリ

    2009-06-10

    仕事が煮詰まってきてしまったとき、腹のたつ嫌なことがあったとき、失敗してくよくよしているとき、みなさん、どうしてますか?

    酒、ギャンブル、色事で発散!という人もいるだろうけど、私はどれもあまり好きではない。というか、お金がかかるので、したくってもできない。そんな私は以前はストレス溜まりっぱなしだった。みんな何となく草薙くんに同情しちゃうのは、みんな同じ思いがあるのかも。

    でも、トレランを始めてから、気づいたのだが、「ここの岩場はこういって」とか「あと頂上までxxメートル!」とか「下山したらxx食べよう」とか考えながら走っているうちに、あらゆることを「忘れる」のである。

    ついでに大事なことも「忘れる」のであるが、大事なことは手帳やらカレンダーに書いてあるし、仕事に行けば書類で思い出す。最終的に「忘れる」のは、悩んでも仕方がないどうでもいいことだけである。これが心の健康を保つにはいいことだ。どうでもいい古い記憶は押し流されて、リフレッシュされた感じかな。忘れ度から行くと、 ジョギング < 登山 < 山スキー < トレラン という具合で、きつく時間が長いほど忘れ方が激しい。

    かといって、トレランに思い入れがない人に無理にやらせても苦痛なんだろうけど。

    トレランの効能もうひとつ発見!でした。

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    天狗岳(八ヶ岳):雨天のスイカ

    2009-06-06

    本日は会社の同僚HさんとKさんとで天狗岳へ登山である。天狗岳の下部は北八ヶ岳のように苔が豊富であり、上部は南八ヶ岳のような岩稜である。今回の山行では前々から予告していたスイカを担ぎあげるぞ!

    7:45 長野市から車を飛ばし、唐沢鉱泉手前の駐車場に到着。今日担ぎあげるスイカのお披露目である。しかし、今日はあいにくの天気でくもりがちである。これから登る天狗岳はおろか100m先もガスで見えない。

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    7:52 1858m 唐沢鉱泉前から出発。

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    出だしは北八ヶ岳っぽく苔むしている。こんな道を1.5時間ほど進んでいく。のんびり登山の予定であったが、トレランモードでついつい登ってしまう。意識してペースを落とす。

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    稜線にでてしばらく行くと、ガスの中に西天狗岳が見えてきた。

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    西天狗岳への登りは、南八ヶ岳っぽい岩稜である。岩場は楽しー!

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    9:58 2645m 西天狗岳に到着。周囲はガスで全く見えない。当初計画ではここで「スイカ入刀!」の予定であったが、風が寒くてじっとしていると凍えてきてゆっくりできないので、先に進むことに。

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    西天狗岳から東天狗岳への道は赤茶けている。東天狗岳はその赤色から赤天狗と呼ばれている。対照的に西天狗は緑が多いので、青天狗と呼ばれている。今回はガスでその遠景を見ることができない。

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    10:17 東天狗岳に到着。このあたりから雲が湧き上がり霧雨が降り出した。上半身はそれほど濡れないが、霧雨で水滴がついたハイマツが足に当たりズボンがびちゃびちゃである。

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    11:31 2391m ランチタイムを黒百合ヒュッテでとろうということになり、すすんでいくと、ガスの向こうにヒュッテが見えてきた。

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    やっと、ここでランチタイムとなった。スイカをザックから取り出し「スイカ。入刀!」とあいなった。

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    スイカを16等分したが、3人では食べきれないので、休憩している他の登山者にも配ってまわった。小玉スイカは結構甘く、汗をかいた体にはいい水分補給である。他の登山者にも好評であった。暑ければもっとうまかったのだろうけど、霧雨模様で肌寒くちょっと残念である。 

    12:15 ここでたっぷりランチタイムをとり、唐沢鉱泉にむけ下山だ。

    岩場と沢の登山道を下って行く。

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    苔むした森をどんどん下る。 

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    13:44 出発地点の唐沢鉱泉に到着。

    唐沢鉱泉で日帰り入浴することになり、700円を支払う。湯船は2つあり、片方は41℃くらいで私にはちょうどいい湯加減で、もう片方は36℃くらいのぬるい湯であった。昼間ということもあり、入浴客も少なく、両方の湯船に交互に入りリラックスだ。

    なお、小玉スイカは手に持つと重いが、背負っているときはそれほど苦にはならなかったのは、不思議である。暑ーい日はもっとうまいことだろう。

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    小説「劒岳<点の記>」:サラリーマンは辛い!

    2009-06-02

    久しぶりに小説を読んだ。新田次郎の「劒岳<点の記>」である。明治時代の測量官である柴崎芳太郎の剱岳登頂の実話をもとにした小説である。今年の6月下旬より本作を原作とした映画も公開される。この映画の監督は剱岳での実写にこだわったらしいので、映画の方も期待できそうだ。(なお、書名の「つるぎだけ」は旧表記の「劒岳」、現表記は「剱岳」)

    柴崎測量官が、上司の「できたばかりの山岳会より先に前人未踏の剱岳に登れ!」との職場命令により、対立している二つのガイド村や県職員に根回しし、自分のもとで働く複数の案内人や助手に気配りしつつ、彼らに使命感を持たせながら、見事に登頂を果たすという内容である。

    ここに登場する柴崎測量官は、新婚ホヤホヤの若い奥さんに思いを馳せながら、職場命令をいかにこなすかを一心に考え、周囲への気配りを忘れず、ダンドリよく物事を進めていく、フツーのサラリーマンなのである。

    山岳小説や遭難ドキュメンタリーは今までいろいろ読んだが、「テロリスト」「スパイ」「雪崩」「凍傷」「滑落」などなど、派手な内容やひたすら悲惨さを売りにしているものが多く、読み物としては面白いが共感できる部分が少なかった。

    しかし、柴崎測量官の動きっぷりや思いは、日々プロジェクトでヒーヒーいっている自分と重なってくるのである。

    おまけに、前人未踏と思われていた剱岳であったが、実はそうではなかった(有名な話なのでネタバレじゃないよね?)ため上司から評価されない、というヒーローものにはありそうもない結末も、サラリーマンの悲哀たっぷりである。

    映画の影響で、今年の夏は剱岳の長次郎谷コース(柴崎達が登頂を果たしたコース)は列ができそうだなー。10年前に剱岳は剱沢にテント2泊して登っているが、また行きたくなってきた。走ればアルペンルートの室堂から日帰りできるかな?

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